慈雨のイギリス留学日記

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開発屋になりたい

英語嫌いのIELTS勉強法 - Writing and Reading

英語が苦手なくせに、英語の勉強法を解説しようとしている慈雨です。こんにちは。

 

ぼちぼち自分なりの勉強法をメモっとこうと思います。英語の勉強法なんて、ほんとに星の数ほどあるんですよね。だからこそ、何をやったらいいかわからないし、何をやっても無駄な気がしたりする。負のスパイラルに陥りがちです(私が)。だからこそ、次勉強するときのために、「やればできる!」という記録を残しておきたいと思います。それがこのブログを始めた目的だったり。

ほんと、情報が多すぎて、全部やらなきゃって思って焦ったり、全部嘘くさいと思って疑心暗鬼になったりしていると、全然勉強って進まないんですよね。私は受験の経験がほとんどないので、アラサーになってやっと気づきました…世の中の受験生の皆さんには深い敬意を表したいという気持ちです。

 

  

1.ダメダメな私の英語黒歴史

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恥をさらすようですが、このブログは英語が苦手な人のためだとわかっていただくために、私の過去をさらしましょう。なんか語学センスがすごく良くて、どんどんしゃべれるようになっちゃう人とか、耳がとても良くて発音がきれいな人とかいるじゃないですか。そういう語学才能あふれる(かつ努力もできる人たち)とは一線を画すというか、画されているというか。

 

  • 高校時代:大学受験がないことをいいことに英語の勉強を放棄
  • 大学1年生春:TOEICを受験させられるも、まさかの400点台
  • 大学2年生春:大学の国際協力関係の学部横断ゼミに応募するも落ちる
  • 大学2年生夏:来年リベンジで、NGOインターンシッププログラムに参加しようと決意、TOEIC対策でひたすら英単語を覚える(Z会のCore1900を使用 速読速聴・英単語Core1900 ver.4 | 書籍・参考書 | Z会 | 学習参考書から、語学書、幼児・小学生向け書籍、文芸書まで )
  • 大学2年生秋:TOEIC700点弱を達成し喜ぶも、自分はスコア爆上げする才能はないと感じる(まあ、単語覚えただけだしね)
  • 大学2年生秋:ゼミに入ったところ、定期的に海外から来た先生の公演を聞かされる環境になり、分からな過ぎてスーパー落ち込む
  • 大学3年生夏:インターンNGOに行くが、英語ができな過ぎて一緒に行った後輩たちに助けられる。でも最終日に「慈雨さんこの3週間でとても英語力のびました」とお褒めの言葉を頂戴する。いい子たちだった…
  • 大学3年生秋:就活に没頭する。TOEICちょっとでもあげといてよかった。
  • 社会人1年目:ドイツの担当になり、ローカル職員(優しい)が英会話の先生状態。仕事してるんだけど、聞き取れなさ過ぎてゆっくり喋らせるなど。
  • 社会人2年目:TOEIC800点手前まで行くも、800点は越えず。

 

この辺で何となく満足しちゃったんですよね。契約も読めるし、喋れるし、何なら喧嘩もできるし。ローカルは仲良くしてくれて、LINEなんかする分には不自由しないし。

 

ポイント

  • Reading & Writing: 「単語を覚えれば、それだけでできることが増える」「文法はともかく定型文を覚えていれば案外いろんな内容を表現できる」ということが分かった。やっぱり、暗記って大事です。大嫌いだけど。
  • Listening & Speaking: たった3週間でも英語漬けにすれば、かなりしゃべれるようになってくる。たった1年でも仕事してれば、一通りのコミュニケーションはできるようになる。これがわかってるだけで、かなり気持ちはたくましくなる。

 

ま、でも、こんなんじゃ全然大学院入れませんけどね。これらはあくまでコミュニケーション用の英語であって、アカデミックな世界では全く通用しないですよね。だからこそ私は、まじめに4か月ぐらい受験勉強をすることになったのでした。そういう意味ではIELTSはただの無駄な試験勉強じゃなかったと思います。やってよかったと、本当に思っています。

そして、以下は私のスコアの推移です。節約しろといいながら全然節約できていない点にご注目ください(笑)

 

  • 4月 TOEFL iBT  61 →まだアメリカ留学を検討中だった
  • 7月 IELTS 6.0 (L6.0 R 5.5 W5.5 S6.0) →余裕ぶっこく
  • 11月 IELTS 6.5 (L5.5 R5.5 W6.0 S5.5) →点数下がり、危機感を覚える
  • 2月 IELTS 6.5 (L6.5 R7.0 W6.5 S5.5) →5.5が入ったためダメ
  • 4月 IELTS 6.5 (L6.5 R7.5 W6.0 S6.0) →Readingが急成長

 

いや~~~~、危なかったです。

 

2.まず手始めは、時間がかかるWriting

 

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留学経験がないと、TOEICばっかり受けてきてたりするじゃないですか。で、仕事で英語使う人も、契約書みたいな定型文ばかり書いてたり、せいぜいメールで箇条書きして意思疎通していたり、っていう人は結構多いと思うんですよね。(外資や、スーパーグローバル企業などの英語強者は除く。)

 

だから、論理的に完結した250語の文章を英語で書く経験って、ない人が結構いると思うんですよね。これね~~~~…突然やれって言われても無理ですよ。なんなら日本語でだって無理ですよ。しかも、以下の記事によれば、IELTSのWritingは特にTOEFLなどより採点が辛めなんだそうです。つら。

Vol.2 『本当にTOEFLよりIELTSの方が簡単か』 | LINGO L.L.C.:TOEFL® Test & IELTS対策

 

だから、目標スコアぎりぎりのとこまで持っていければ御の字と思って勉強してたんですが、それでも、やっぱり文章の書き方って教わらないとわからないです。海外の小学校では、作文の授業があって子供のころから教え込まれるじゃないですか。長年アカデミックな世界で培われてきたルールを使いこなす技はですね、教わるしかないです。できなくて当たり前。そして習得に時間がかかる。

 

これだけ節約節約言っておいて恐縮ですが、私はWritingだけ教室に通ったほうがいいと思います。大手エージェントが英語クラスを持っていますから、価格等比較してみてください。SI-UKのクラスは少人数で、いい先生に当たればかなりお得です。できるだけ高いレベルのクラスから始めてください。そのほうが人数が多くて、聞きたいことが効きやすいです。できれば上級で。

IELTS ウィークリー:Writing 上級 - SI-UK東京本校

 

また、私は利用していないのですが、アゴス・ジャパンのクラスはかなりよさそうですね。経験者によれば、かなりシステマチックな文章構成方法を教えてくれるそうです。導入の書き方、Bodyの書き方、各パラグラフに絶対入れる単語、グラフのどこを見てConclusionに充てるかなどなど。。。ちょっとお高めですが、その価値がありそう。なぜなら、これによってWritingが足を引っ張らないどころか、安定して高得点を稼ぐパートに変貌するからです。(利用したことない癖にめっちゃ推してます。責任はとれないので体験にでも行ってみてね。)

IELTS対策クラス一覧|アゴス・ジャパン

 

そして、クラスで教わったことを、フロー図にでもまとめてしまって、視覚的に頭に叩き込みましょう。書いているときに「えっと、まずIntroduction…どんな書き出しにしようかな?」と考える時間は本当に無駄です。Introductionの書き出しはこう、Bodyの一文目はこう組み立てて、そのあと質問内容に応じてこう進める、という風にマイルールがあれば、この通りに処理をしていくだけなんですよね。楽です。

一般的に、最低限の語数を書こうと思ったらこんな構成になるのではないでしょうか。ここまではすぐ覚えるんですよね。

 

Task1の書き方

Introduction→Overview→Body1→Body2→Conclusion

 

Task2の書き方

Introduction→Overview→Body1→Body2→Body3→Conclusion

 

問題はそれぞれの中身です。これも、自分が書きやすい構成を決めて覚えてしまいます。

 

Bodyの書き方(A,B,C,D 4本の棒グラフだった場合)

Body1:大きなImprovementがあったセクション→小さなImprovementがあったセクション

Body2:大きなDeteriorationがあったセクション→小さなDeteriorationがあったセクション

 

こういうのを、細かなヒントとともに紙に書き出します。これが「転写シート」です。で、これをどうやって覚えるかといえば、ひたすら転写です。見なくてもすべて書き出せるまで、同じことを何回も何回も書きます。だんだんまとめ方も洗練されていき、そうしている間に「転写シート」が映像的に記憶されます。実際に文章を書くときは、この「転写シート」を思い浮かべながら描くのです。

 

字がめちゃくちゃ汚いですが、私の使っていた「転写シート」を掲載します。ご自由にご覧ください※スペルミスや文法ミスがあっても責任は負いかねます。自己責任で。指摘してもらえると喜びます。

 ↓↓↓こちらからダウンロード

 

natsunojiu.hatenablog.com

 

 

私の場合、作文全般、面白いことを書いてやろうという気持ちが強すぎて、この割り切りがなかなかうまくいきませんでした。「いつもと同じじゃつまんねえな」とか思ってしまって。でも、これはテストです。作文コンテストでも、出版コンテストでもありません。しかも、こんなつまらない文章でも、まず空で書けるようになることは大いなる進歩です。このスキルが十分に磨けるようになれば、おのずと良い文章を書けるというステージに進めるはず(だと信じたい)です。まずは、目の前のグラフとテーマを処理するマシーンになってください。そうすれば絶対点数が伸びると思います。

 

当然、語彙力も重要ですが、その話はまた改めて。

→とりあえずはこのようなワードを丸飲みにしてね。Linking Words for IELTS Writing Task 2

 

 

 

3.稼ぎ頭としてのReading、かけた時間の分だけ絶対伸びる

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前述した通り、私はなぜかReadingだけやたら伸びたんですよね。これ、時間かけるだけ伸びていくのがよくわかってとっても快感でした。はまってしまえばこっちのものです。Readingは本当に稼ぎ頭になります。

 

勉強の仕方はオリジナルでも何でもありません。この方のやり方をまんま使わせていただきました。本当に感謝しています。Shun先生と呼ばせていただきたい。

dent-sweden.com

 

Shun先生(勝手に呼んでるし)によれば、Readingの対策に特別な教材は必要ありません。過去問の本だけ買ってください。これが多分結構大事で、各社教材出していますけど、ちょっとずつ実際のIELTSと傾向が違うような気がする(これは私の感覚でしかないが)。そして、この方法にはそんなにたくさんの教材は必要なく、同じものを繰り返し繰り返し読むほうが、なぜかわらかないけど伸びるんですよね。繰り返すと伸びます、絶対伸びます。信じて突き進むんだ。Shun先生もおっしゃっています。

 

"英語力は日々の積み重ねで必ずついてきます。焦っていろいろな参考書に手をつける気持ちはよくわかるのですが、1本のテキストがボロボロになるくらい繰り替えしてみてください。気づいた頃には大きな力になっているはずです。"

「Fika i Sverige / IELTS Readingスコア5.5→8.5を半年で達成した僕が考える英語の勉強法・参考書」より

 

詳細の方法はリンクを見ていただきたいのですが、まず最初にパッセージを精読して、文章の構造を書き込んでいくことが大事です。何となくふわっと読んでいても、IETLSの試験は解けないので、時間がかかってもここで踏ん張って一度「ちゃんと」英文を読む力をつける。そして、あとはひたすら多読・速読。そうすることで、瞬時に英文の構造を読み取る訓練になります。子供が絵本を繰り返し読むことで、黙読の訓練をするようなイメージですね。だんだん、文章が脳内で概念として処理される回路が構築されていく感覚がありました。

 

1パッセージにつき、1日5回は読むこと、とありますが、飽きっぽい私は教えを破って次の通り行っていました。

  • 1日につき3つづつパッセージを読む(精読が終わったのから好きなのを選ぶ)
  • 一週間に1パッセージずつ新しいのを投入(精読してストックに加える)
  • 1パッセージについて通算20回は読む
  • 毎回タイムを計って、テキストに書き込んでいく(モチベーションアップ)
  • 目標タイムはだいたい4分30秒くらい

大体こんなイメージでメモしてくと、「勉強した!」という実感も得られて少しストレスが減ります。それがうれしくて一生懸命Readingやれるので、とにかくおすすめです。

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こちらも頻出単語の暗記は必須ですが、単語暗記についてはまた別にまとめようと思います。

→とりあえず、過去問等を解いて出てきたワードから覚えるのがおすすめ。単語帳とか、微妙な単語は言っていたりするし。

→Readingで覚えた表現はそのままWritingに使えたりしますし、Writingで単語覚えるとReadingもスムーズになります。常に双方を念頭に置きながら、勉強すると、相乗効果が生まれてお勧めです。

 ▶︎単語勉強法についてはこちらの記事をご参照ください!

英語嫌いのIELTS勉強法 - 英単語がめんどくさい人のための英単語リサイクル法! - 慈雨のイギリス留学日記

 

とりあえず今日はここまで。つづく。

高いIELTSと安いIELTSという概念。完璧なスケジューリングこそ節約の鍵です!

実はIELTSには種類があります。「高いIELTS」と「安いIELTS」です。

 

決して比喩ではなく、本当に価格が違うのです。IELTSを受けたことのある方にとっては常識かもしれませんが、初心者が必ず一回は混乱する、二つのIELTSの違いをメモしました。この二つをうまく使い分けるのが、コストダウンの近道です!

 

 

 

1.「二つののIELTS」について

IELTS二種類あります。運営団体が二つあって、中身はほぼ同じなんです。細かいことを言えば試験会場や若干のルールの違い(持ち込み物など)はありますが、それはまた今度。とりあえず、大事なポイントはふたつです。

 

・IELTSには高いの(ブリティッシュカウンシル)と安いの(英検の)がある
・安いので済ませたい気持ちはわかるが、こっちは使えないパターンがある

 

※ここではわかりやすくしたい一心で、「高いIELTS」「安いIELTS」と呼称しますが(誰かに怒られそうですね)、要するにこういうことです。

 

「高いIELTS」= British Council運営のIELTS = IELTS for UKVI

「安いIELTS」= 英検運営のIELTS

 


英検やTOEICに親しんできた私は、最初何言ってんだこいつ、みたいな目でエージェントの顔を見てしまいました(笑)でも、ほんとに二種類あるんですね。ではでは、自分はどちらを受験しなくてはならないのか。


ふつーーーーに、大学院に合格して、ビザ取るには、安いIELTSでOKです。しかし!!!実はIELTSのスコアが足りなくても、大学院に入る方法があるんです。
Presessional Courseという英語夏期講座みたいなのを受けて修了すれば入学が許可されます。これがまた高いんですが、あながち無駄とも言えない内容なので、検討に値する存在です。現地に早めに入って慣れられるし、友達も作れるし、アカデミックに特化した英語を学べるし。

 

けど!!!!の英語コース用のビザは大学院用と違って、高いIELTSが必要なのです!!!!!


商売上手か!!!!!


例えば。

 

ケース1.Aさんの場合

 

Aさんは現在のスコアは6.0です。大学のRequirement(合格水準)は6.5。0.5上げなきゃいけませんね。
Cambridge大学によれば、0.5点あげるのに必要な勉強時間は一般的に300時間です。Aさんは学生ですから一日五時間勉強する意気込みです。それでも60日はかかります。
Aさんは早めに勉強をはじめて2ヶ月みっちりやって、めでたく6.0を取得、大学に合格できました。

 

ケース2.Bさんの場合

 

Bさんのスコアは6.0。大学のReqirementは7.0です。
1.0上げなきゃいけないのですが、この人社会人なのでどんなに頑張っても一日三時間です。よって、単純計算でも3.5ヶ月ぐらいかかるはず。しかしBさん、なぜか自分は英語が得意だから大丈夫だと信じています。
時は流れて入学二ヶ月前。既に大学からは「あなたは素晴らしい経験をしてきてるから、あとは英語のスコアさえとれれば合格ですよ」(条件付き合格)をもらっています。ですがスコアはようやっと6.5。
さすがに一ヶ月で0.5上げるのは無理だと気づいて、大学の英語コースに参加することにしました。英語コースに参加して無事終了すれば、入学させてもらえるはず。


しかし!!!Bさんは、ずっと安いIELTSを受けていたのです。このスコアは残念ながら英語コースに行くためのビザには使用できません。いまから高いIELTSを受けるか?否、それをやっている間に、人気のPresessionalは定員になるか、募集を締め切るかするでしょう。てか、もうPresessionalもう始まっちゃってるかも。

この人がどうしたらいいのか、私にはわかりません。考えただけで怖くて震えます。

 

ケース3.Bさんの場合

 

Cさんのスコアは6.0、大学院のRequirementは7.0です。社会人なので条件はBさんと同じです。
この人も同じように安いIELTSを受けていましたが、コース開始の半年前にはたと不安になりました。なんとか6.5まではいけそう、でも7.0は無理な気がする。
そこで、Presessionalコースを探します……ありました!0.5点の開きの場合は、1ヶ月のコース。入学の二ヶ月前から開始です。
もう四ヶ月しかないので、高いIELTSを受験することに。そして5ヶ月前に高いIELTSで6.5を取得しました。このスコアをもってPresessionalにアプライし、合格、このためのビザを取得して、大学開始の二ヶ月前から渡航しました。

 

★★★★★★★★★★★★

 

CさんはAさんよりプレセッショナルと高いIELTSの分のお金を余分に払っていますが、ギリギリまでねばってBさんみたいになるよりいいですよね。だから、「高いIELTS」に切り替えるタイミングを見誤らないようにしなくてはいけません。

 

2. スケジュールの立て方

まずは希望する大学のRequirementを確認します。(同じレベルの大学ならだいたい違い数字のはずだと思います。)そして一度、安いIELTSを受けます。(ほかのテストとのスコア換算表が出回ってますが、試験内容と形式が違いすぎてあてになりません。)


次に、スコアの差から必要勉強時間を計算します。(0.5点につき300時間で計算してください。)そこから何日かかるか計算します。(旅行や出張など勉強できない日は抜いてね。)何月に要求スコアが取れそうですか?半年前には取れますか?取れそうなら、安いIELTSで逃げ切ってください。大事なお金なので節約してください。

 

でも、もし半年前にはまだ要求スコアが出せなさそう、と不安に感じるなら。最悪の場合を想定してプランBを用意しておくのが賢い選択です。まず、半年前の時点で、何点足りなさそうですか?例えば要求スコア7.0に対してなんとか6.0は行けそうなものの、どうしても1.0足りなさそうだとします。

 

今度はPresessional Courseのスケジュールを大学のページで見てください。足りないスコアに応じて何週間のPresessional Courseが必要、と記載があるはず。コース開始日も書いてあるはず。それはいつですか?1.0点だと10週間とかぐらいかなあ。6月には始まっちゃうかな。

 

Presessionalは人気があることが多いので、数ヶ月前には申し込まないと定員になるかもしれません。例年だいたい何ヶ月前に締め切るのか、あたりをつけてみて、念のため大学にも問い合わせて見てください。6月のコースなら、4月末は申し込まないとちょっと怖いなあ。

 

もうPresessionalにいくとあなたが決めたなら、その申し込み期日までに、高いIELTSで、あなたが「ここまでなら取れる」とさだめたスコアを取らなきゃいけないわけです。この場合、4月末までにスコアがいりますから、4月前半に高いIELTSを受けて、しかもスコアを出さなきゃです。余裕を見るならその一か月前。(一回で6.0が取れなかった時のため、もう一度受けられるように)

 

こうやってみるとあんまり時間がないんですよね。でも逆に言えば二月末くらいまでは安いIELTSでなんとかRequirementを目指したっていいんです。それは、こうやって最悪の事態を想定して計画してみたからこそ分かること。

 

0.5点が300時間って、あくまで一般的な数字ですから、勉強の仕方や、問題との相性、体調、試験官との相性でもスコアかわりますからね。(ただ、IELTSは0.5点の幅が広いので、ほかのテストのようにそこまで乱高下はしない印象です。私はばっちり実力が反映されてしまってました…orz)

 

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このようにスケジュールを立てていくと、自力でスコアを取れる人は安い方を二回。自力が無理な人は安いの一回~二回と高いの一回~二回。これでなんとか乗り切れるのではないかと。

 

不安なら出願エージェントの無料カウンセリングでスケジュールを相談して見ましょう。申し込まなくてもIELTSの仕組みくらいは教えてもらえると思います。 

SI-UKは親切だと評判です。

www.ukeducation.jp

beoちょっとレスポンス遅いかな。オフィスが綺麗です。

www.beo.co.jp

 

ではでは。
 

IELTS受験料が痛すぎるからなるべく回数を減らしたほうがいい

私は英語が嫌いです。IELTSなんか大嫌いです。

 

 

…これで終わっちゃしょうがないですね。どんなに英語が嫌いでも、単語が覚えられなくても、やるしかありません。

なぜならIELTSのスコアが足りなければ大学には入れません。

 

(正確に言えば、高いお金を払ってPresessional Courseという英語コースに通えば入学できる場合もあります。

でも、高いですから、まずはスコアをとることを優先するのがよろしいかと。)

 

しかもね、IELTSって高いのですよ。辛いですね。

IELTSの受験料は、

 

英検運営のIELTSで 25,380円。

British Council運営のIETLS(いわゆるIETLS for UKVI)で 39,095円。

(2017年5月現在)

 

英検のウェブサイト

www.eiken.or.jp

 

ブリティッシュカウンシルのウェブサイト

www.britishcouncil.jp

 

飲み会8回いけるんですけど????

すいません、飲み会が好きってわけじゃないんですが、こう、換算してみると何となく腹立つんですよね。TOEIC 5,725円を高いとか言ってる場合じゃないですね。TOEKC 235USDに比べても大分お高めですよね。

 

TOEICマークシートであることと、Speakingがないことで人件費が抑えられるんでしょうね。またTOEFLもすべての回答はPCに記入、録音ですから、やはり管理費が安くなるのだと思います。TOEFLはSpeakingもあるので採点の人件費はあると思いますが、PC管理は何かと便利でしょう。

 

要するに、IETLSはめっちゃ人使ってるんじゃないかと思うんですよ。回答は紙と鉛筆だし、Speakingはインタビュー形式だし。しかも試験会場が空港か!!!!ってくらいの厳重な警戒態勢で、ものすごい人数で運営されています。(特にBritish Council)

 

もうちょっとやりようがあるかもしれないな~なんて試験前に考えていました。(集中しろ)

ただ、IELTS for UKVIはそのスコアが、そのままVISAの審査資料ですから、厳しくなるのもわからないでもないです。TOEFLのように不正(替え玉受験)が起きて信用が落ちたら、VISA業務全般に支障が生じますし…

 

(手際の悪さも、日本以外の国ではこんなもんなのかな。という感じ。全世界共通のマニュアルでやろうと思ったらこうなるのかもしれませんね。IELTSの運営側も、大変なんだろうな~)

 

なので、言いたかったのは、

 

高えよ!!!!という文句ではなく、

 

IELTSはすごく痛い出費だから

可能な限り受験回数を少なく済ませる方法を考えるべき。

 

ということです。

 

 

留学は、渡航前からかかっています。

要するにIELTS受験料を含む留学準備費用は、留学にかかる費用の一部なわけですね。

 

大事な大事な資金です。英語の上達が目的の留学ならまだしも、勉強したいことがあってためたお金(あるいはご両親や支援者を説得して得た予算)が下手したら数十万飛んでしまいます。

だったらそのお金、渡航先で調査をしたり、卒業前にインターンシップを行って、「学生のうちにしかできないこと」に使いたいです。

 

それでもPresessional Courseに一か月行けば授業料20万、その期間の寮費その他で20万くらいかかるから、IELTSのほうがずっと安いんですけどね。その他、対策コースなども含めて、無駄なお金は使わないほうがいいなあと思います。

 

 (ただし、Presessional Courseがまったく意味がないとは言い切れません。そのあたりは実際に体験してから、感想を書きます。そうです、結局私はPresessional組なのです。信憑性がないですね~)

 

次回はIETLS受験計画と資金計画、スケジュールの立て方、というか、こうすればよかった~というメモをしていきたいと思います。

 

▶︎詳細はこちらをご参照ください!

高いIELTSと安いIELTSという概念。完璧なスケジューリングこそ節約の鍵です! - 慈雨のイギリス留学日記

ご挨拶。

7月から留学することになりました。

イギリスの大学で、開発学の修士課程に参加する予定です。

5年務めた会社も辞めて…貯金もはたいて…

 

 ▶︎会社を辞めた経緯についてはこちらをご覧ください!

もう会社のためにできることがないから、辞めます - 自分のキャリアを歩む - 慈雨のイギリス留学日記

 

「思い切った決断をした」と周りの人には言われます。

でも、私にとっては自分の道をこつこつ歩いているだけ。

開発学を志した経緯や、留学準備のこまごましたこと、

それから勉強の内容などについて、

マイペースでゆるーく書いていきたいと思います。

 

とりあえず、自己紹介します!

国籍:日本人だよ

年齢:もうすぐアラサーだよ

出身地:東京の物価が安めのとこ

趣味:落書きと吹奏楽と旅行

モットー:安全第一、現地現物(工場勤務だったからね)

 

 

よろしくお願いいたします(^^)