慈雨のイギリス留学日記

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開発屋になりたい

英語嫌いのIELTS勉強法 - 英単語がめんどくさい人のための英単語リサイクル法!

なんだかエコな法律みたいなタイトルの記事ですね。

でも中身は英単語の勉強法です、ご注意ください。

 

さてさて、前回まではざっとIELTSのLRWSそれぞれの勉強法を見てきました。

 

natsunojiu.hatenablog.com

  

natsunojiu.hatenablog.com

 

あえてこの中で言及しなかったことがあります。それが英単語の暗記と、語彙増強の方法についてです。これについては、それぞれの技能別では語れないボリュームがある様でしたので、分割しました。

 

 

1.暗記が苦手?単語リサイクルで省エネ!

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 単語の暗記は得意ですか?私は苦手です。子供のころから暗記と名の付くものはみんな苦手。理屈がないと頭に入ってこないタイプでした。長らくそんな自分はだめな奴だと思っていたんですが、案外暗記苦手な人多いですね?

なので、暗記が苦手な人に向けた、英単語勉強法について書いていきたいと思います。よって、なるべく楽する方向に走っています。私はストイックに何千語もおぼえるんだ!という方、大変申し訳ございません…。

 

IELTSのListeningとReadingに出てきた言葉は、IELTSの世界にぴったりな単語です。あまりに簡単なアイディアなので、すでにされている方もいると思いますが、これらインプット系の強化で出会った単語は、ぜひSpeakingとWritingで使いまわしてください。

ロジカルに、アカデミックっぽく、客観的っぽく話す・書くにはこれが近道です。そういう意味ではListeningとReadingのテキストには例文があふれているわけですから、一冊教科書を買ったら、最初から最後までアウトプット系の強化に使用できるわけです。

よって、過去問集や問題集を買うことを強くお勧めします。無駄なパートはひとつもありませんから。

 こんな感じです。

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たくさん単語覚えるのなんて私は無理です…。だから、ListeningとReadingで必要そうな単語だけ覚えて=過去問や問題集で出てきた問題だけ覚えて→それをそのままSpeakigとWritingに使いまわしました。

世の中の単語、すべて覚えるわけにはいかないですから、偏りなんか気にせず、出てきたものから覚えるのが良いと思います。日本語だって、難読漢字とか覚えても別に国語のテストできるようにならないじゃないですか。いや、すごいとは思うけど、その単語使わなくてもいいし…みたいな。

よく、「上級単語」とか言いますけど、何基準で上級なんでしょうか。レアだってことですか?だれにとって?それより、「便利単語」を探して覚えたほうが使えます。その便利単語に、せっかくだから面白い言葉入れようって言うならわかりますけど。

上級単語に恨みがあるかのごとくですね。うらみはありません。でもとりあえず単語書いてるだけなのに単語帳高いし。どこまでやってもきりがなくて、どんどんお金と時間を取られるので、勝手に腹を立てています。

 

ほんっとに、それ以外の単語をやっていません。単語帳も買ってません。あるのは、分からなかった単語を書きつけるメモ帳だけです。以前ツイートでご紹介したことがありますが、例えばこのような。

 

どこにでも持っていける自作手帳は役に立ちます。あと、ページが増えていくことで、視覚的に成果が見えて励みになります。さらに、絵を描くっていうのもポイントです。英単語覚えるときに、Googleの画像検索で、単語のイメージを覚えるといいって言いますよね。

それの保存版って感じですね。絵が苦手な人は、拾った写真貼ってってもいいともいますが、ちょっと手間なので、へたくそでも絵がおすすめです。むしろ、下手なほうが、インパクトで覚えられたりします。でも人に見られないようにね。笑

 お勧めはコクヨ測量野帳

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ちなみにワンピースを題材にした単語帳があったら高くても買います。なぜか?絶対楽しいから。

 

2.Listeningで覚えた単語は強い!Speakingで使ってみる。

リスニング勉強法では、のべつまくなしShadowingをすることをお勧めしました。実はこの勉強が単語習得に一役買ってくれました。 

 

流石に何十回もListeningやっていると、話の内容を覚えちゃうんですよね。それでもまだやり続けると、フレーズを「耳が記憶」します。親の小言とか、繰り返し聞かされすぎて、音として記憶してたらしませんか?そんな感じ。

 

最初はもちろん、聞き取りやすいところだけなんですが、繰り返すうちに少しずつ聞き取れるようになる部分が出てきます。そして聞こえるようになった順に記憶して行くことができます。

こういう単語は、Speakingではとても強いです。あとで覚えているから、発音を間違うことはありません。TED出演者になりきって堂々と使いましょう!笑

 

このもう一つ方法のいいところは、単語を単体で覚えるわけではなく、その場面と前後のフレーズ込みで覚えられることです。

私は、難しい言葉おぼえても、使い所にイマイチ自信が持てず使えずじまい、ということが多かったのですが。Lusteningで覚えた言葉は使えることに気づいてから、どんどんListeningの教材を増やしていきました。

 

3.reading教材から丸ごと文章をパクってしまうという方法。

 全く同じことが、Writingにも言えます。Readingを繰り返し繰り返しやると、どうしてもその文章を覚えてしまいます。これもまた、単語単体ではなく、前後の文脈と、構文ごと覚えられます。テキストに出てきた文章なら、文法の間違いも(恐らく)ないし。

 

Listeningと異なるのは、耳が覚える、というような体得はしにくいことです。(私の場合はね。) なので、もう少し積極的に使える構文を探して覚える必要があります。Readingは、まず精読から始めるわけですが、その時にしっかり文章の構造を理解します。ここを飛ばすと使い方をミスって Writingで減点されますので。

そして、精読の時点から使えそうな構文には目をつけておきます。目をつけた例文は、多読の際にとくに文章の構造を意識しながら読みます。これを繰り返すと、どうしてもその構文を使って見たくなります。

そこで、Writingの練習の際に使って見ます。採点するとき、文章の使い方を間違っていないかチェックすることを忘れずに。

 

ポイント

私がListningとReadingのインプット系で、反復練習を勧めるのは、それ自体が有効だから、というのもありますで。でも同時に、SpeakingとWritingというアウトプット科目での文章力がつくということもメリットだと考えております。

 

4.これだけはおさえたい、重要単語の覚え方

 さて、ここまでいかに楽するかの話ばかりしてきましたが、やはりどうしても暗記してしまった方がいい単語もあります。ListeningをやるにしてもReadingをやるにしても、一部の重要単語を頭に入れてないと非常に不便すぎて躓いちゃうので。

ただし、大学受験なので相当英単語を暗記した方は今更やる必要はないかもしれません。(私は受験のときサボったので痛い目にあいましたが…)私のように英語の勉強をサボってきた方、やったけど忘れちゃったよ〜という方にオススメの勉強法です。

 

まず、重要単語を用途別に書き出します。ここでいう重要単語とは、いわゆるlinking wordというものです。文章の文頭について前後の接続をするもの、例を述べる時に使うもの、引用に使うものなど。これらがわからないと、話を聞いても読んでも、文脈がわからず迷子になること必至です。

でも恐れることはありません、6.5に必要なワード数はそこまで多くありません。A42枚にびっちり単語を書き出して、あとはひたすら転写します。

 

↓↓↓転写シート

natsunojiu.hatenablog.com

この二枚を一巡するのに20分ぐらい。ウォーミングアップにぴったりですね。毎日のルーチンにしてしまいましょう。

 

5.最後に

 

これでIELTS勉強法は一通りおしまいです。これらの勉強法は、全て、いかに勉強をルーチン化するか、というところに重きを置いています。

仕事が終わった後に、忙しい一日の隙間時間に、ややこしい勉強をするのは辛すぎます。可能な限り単純作業化して、家事をするように、スキンケアをするようにこなすのがいいです。

かけた時間は裏切りません。

 

あくまで、やっと6.5をとった人の勉強法ではありますが、少しでもお役に立てれば幸いです。引き続き英語とは奮闘していく予定ですので、また少しずつ更新していこうと思います!

 

ではでは。